田舎とロン毛の話
どうも、ヒップホップの教師です
先日発表された『第6回シンデレラガール総選挙』において
みごと1位を獲得されましたね。
さぞよろこんでいるでしょう。
*画像はイメージです
このごろの僕は相変わらずすることがなく、
最近はネットで評価の低いエロゲーを褒めるレビューを、
アニメキャラの真似をしながら書いたりして一日中暇を潰しています。
なのでこれと言って話す出来事があるはずもないので
今回はロン毛の話でもしようかとおもいます。
昔の記事でも書きましたが、僕は高校時代ロン毛をしていました。
もし、
「いったいどのくらいの長さをもってこいつは〝ロン毛〟と言ってるんだ??
まさかちょっと前髪が目にかかるくらいで、
『お前めっちゃロン毛じゃん~~wwww』
とかプールから上がった後の中学生が言うみたいなノリじゃぁないよな?」
と思う方がいたら、前の記事に写真を掲載しているのでご覧ください。
恥ずかしいうえに、単純にキモイので再掲は控えさせてもらいます。
例えるなら、それ町の「ビュ~リホ~~」の先輩くらいですね
先輩は「ビュ~リホ~~」ですが、僕はとても汚いです
そんな学生ロン毛をしていると、日々の暮らしだけでも大変です。
例えば朝、登校する時。
という生徒規則の厳しい地域。
街中でロン毛で学ラン着ているやつなんてまだコスプレの方が納得できる
という所です。
それに追い打ちをかけるように、僕の学校の道を挟んだ向こう側には
県下有数のヤンキー高校。
そんな場所をロン毛で学ラン着ているやつが自転車こいで通っているのだから
それを見て当然、
ヤンキーは大興奮。
でも彼ら、どうその興奮を表現すればいいのか分からない。
考える!必死に考える!でも彼らの頭ではなかなか答えが出てこない……
「でも今何かアクションを起こさなくては…っ!!」
そんなことを思ったのか、ヤンキー達の中で出た結論が……、
「うおおおお~~~!!やっべ~~!!
おーーいっ!おーーーーいっ!!!!」
と叫びながら手を振る。
必死にただ手を振るんですよ。
その時、僕は気づきました……
ヤンキーがどこか嬉しそうに必死に叫びながら手を振る姿、
その姿は声優やアイドルが目の前に現れて興奮するオタクと一緒なのだと……
オタクもヤンキーも同じ人間、同じ何かを推して生きていく生き物なのですね。
そしてオタクがアイドルを推す様に、
ヤンキーは今、僕を推しているんですね。
しかも場所はステージなんかじゃありません。
普通の道、人々の多く行き交う通学路です。
図にしてみるとこういうこと
*さっき写真を張らなかったのはほんとはここで使いたかったからです
なかなかUSJのパレードにも引けを取らなさそうなにぎやかさですね。
ちなみに僕はオタクかつ友人が少ないので、
当たり前にUSJのパレードを見たことはありません。
そんな手を振られることに慣れていないオタクの僕では
当然良い反応ができるわけはなく、
てんぱった僕は登校する前見ていたヒロアカの青山優雅のマネして
必死に対処していました。
*ヒロアカの『青山優雅』です
どうみてもこれは失敗ですね。
今でも思い返すと恥ずかしいのですが、
今考えたところであの時どうすれば正解だったのかは分かりません…
登校するだけで大変なのに登校したらしたで
頭髪検査のとき、ツーブロックで引っかかったサッカー部に
「俺のツーブロックがダメでなんであいつのロン毛はいいんですか~~~!?!?」
と叫ばれたり、
それを言われた生活指導担当の哲学担当の教師に
「俺は今、哲学家として人生の中で大きな岐路に立たされているのかもしれない…」
と、勝手に人生を左右する決断をさせてしまったりと
日々が大変でした。
毎日生きるので精一杯、といった感じですね。
それに比べて今は1週間のうちのほとんどを家から出ない、
危険とは無縁の生物として理想的な暮らしをおくれています。
生き物として誰しもかくある生活を目指さなければいけないはずなのに
この生活が社会では敬遠されるべき存在とはなんとも皮肉なものです。
自己批判は1世紀前には刑罰だったなんてびっくりですね。
いつの時代も勤勉な同志はきっとおじさんに気に入られることでしょう。
*そんなことはありません。
ロン毛の話はまだたくさんあるのでまた気が向いたとき話します。
とりあえず僕はこのブログを書き終えたらお菓子でも食べて寝ようかなと思います。
終わりです。