アネモネと性癖の話
どうも、ヒップホップの教師です。
先日、エウレカセブンの劇場版リメイクが公開されましたね。
映画『交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション1』予告編
エウレカセブンは僕が深夜アニメにはまりいわゆる「オタク」になってしまう前からみていた数少ないアニメ作品の中の一つなので、感慨深いものがあります。
たしかエウレカは日曜5時枠でしたよね。確か。
それに当時小学生低学年だったにもかかわらず、エウレカセブンのせいで初めてアニメのキャラに性的興奮を感じたのを覚えています。
「アネモネで精通した」という人は同年代なら少なくないのではないでしょうか。
「キモイ…」
僕は心では精通したつもりなのですがいかんせん体がまだ小学生低学年だったので…
ここから二次元ヒロイン沼にずっぷりはまっていくわけですね。
おっとこれは…
僕の汚い性癖の一端を露呈してしまいましたね。
話をアネモネに戻します。
当時小学生低学年でまだアニメヒロインにも全く慣れていなかった僕にとってアネモネは衝撃的でした。
まあその『メンヘラ』っぷりもさることながら、一番衝撃的だったのはこのシーン
好きなのかどうかいまいち分からないドミニクに『キス』をするんですよね。
しかもあの『キス』をしているのにこの顔。
当時子供だった僕は困惑しましたね。
「キスは幸せなもの」や「キスは好きな人とするもの」とばかり思っていたのに、物語で一番可愛い子がこんな嫌そうにキスをしている。
今であればアネモネがあからさまにドミニクに気がある事が分かりますが、
小学生にそこまでの理解を要求するのは酷と言うものです…
当時は本当にどういう意味なのか全く分からずにただぐるぐると考えてはこのシーンだけ繰り返し再生しもんもんとしていました。
アネモネの魅力はそれだけではもちろんなく、視聴者を惑わすメンヘラ言動の数々もさることながら、このシーン
あんなに視聴者やドミニクを振り回しまくっていたアネモネが逆にもっと大きな存在に振り回され、こんな被虐的な顔をしている…。
『精通』どころかそのまた1枚奥の扉まで開かんばかりのこの魅力。
『性癖』と言う概念を知るのはこの数年後です。
当時「オナニー」も知らない僕は、この心の奥から湧き出るこの熱い感情のやり場が分からず、ただただやりきれない思いをしたものです…
こう思うと僕が人生で初めて『女性』に触れたのは同級生でも現実の女の人でもなく、
アニメの『二次元の少女』だったわけですか。
しかもこれは多分同じく当時見ていた同年代の多くにも当てはまるはず…
アネモネはあのころ子供だった多くの視聴者に、二次元の少女を愛しか愛せなくなる『オタクの呪い』を刻み付けたわけです。
しかもそれどころか多くの少年たちの『性癖』を歪ませた…
余りにも業が深い女、アネモネ…
と言うかそもそエウレカセブンはタルホさんの元カレがデューイだったりホランドの元カノはレントンの姉ちゃんだったり、メインヒロインであるエウレカもホランドと関係がありそうだったりと、『処女』のしょの字もない入り混じった男女関係。
人生で初めて触れる恋愛物語にしては余りにもハードモードでしたね。
あ、これは余談ですが今さら見ると39話のあのサッカー回は正直作画手抜きですよね…
同じドリブルシーン何回繰り返してんだ…
まあ4クルールぶちぬきなんて今も昔もなかなかないですから。
あ、あと性癖繋がりで言いますが
『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』のOPのこのシーン、めちゃくちゃエロいですよね。
僕は断然胸派だったのですが、当時これで初めて尻で射精しました。
『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』のOPはエロと映像としての美しさを両立させていて僕のお気に入りのOPの一つです。
話がそれました。
まあ僕の表現力ではたぶん伝わり切れていないと思いますが今回何が言いたかったというと、エウレカセブンは当時の僕らに多大な影響を及ぼし、
あの頃から僕らはずっとアネモネの被害者なのだ
と言うことです。
そんなアネモネのいるエウレカセブンがまた見ることができるということはとても楽しみです。でもたぶん「1」にはアネモネは出てこない…
AOの件もあって話としての出来としては不安な面もありますが、見ないと話は始まらないですから。
たぶん見た後感想はブログには特に書かないと思います。
流行のアニメの感想については、オタクの中では必ず争いが起こってしまいますからね。
久々に好きな物についての話ができて今回は結構満足しました。
終わりです。